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2023/09/06令和5年度企画展 ユネスコ世界記憶遺産登録「山本作兵衛炭坑記録画」開催のお知らせ 09.19-12.27

産業遺産情報センター主催令和5年度の企画展のお知らせです。昨年度に好評を得ました『山本作兵衛炭坑記録画』のパネル展です。

【企画展あいさつ】

1892年(明治25年)に福岡県で生まれた作兵衛翁は、7歳から炭坑に入り父の仕事を手伝い始めました。14歳ころに坑夫として入坑して以降、1906年(明治39年)から1955年(昭和30年)までの約50年間、採炭夫や鍛冶工夫として筑豊各地の中小   炭坑で働きました。

1957年(昭和32年)、炭坑の警備員として働き始めたころ、「子や孫に炭坑の生活を残したい」と思い立ち、自らの経験や見聞を基に、明治末期から戦後にいたる炭坑の様子や炭鉱労働者の生活を描きました。1984年(昭和59年)、92歳で亡くなる直前まで描き続けた作品数は、約2,000点に及びます。これら作兵衛翁の作品は、「山本作兵衛炭坑記録画・記録文書」として、2011年(平成23年)、我が国初のユネスコ「世界の記憶」に選定されました。

今回、田川市石炭・歴史博物館のご協力の下、作兵衛翁の作品23点(※)を用意いたしました。これらの作品は、当時の炭坑における労働の様子や生活・風習、新しい採炭技術、坑内での事故、果ては幽霊・妖怪の怪奇談まで、幅広いテーマで描かれ、 時には危険と隣り合わせだった炭坑の仕事や炭坑で生きる人々の人情を、臨場感をもって伝えるものです。

皆様に当時の炭坑<ヤマ>の雰囲気を感じて頂けると幸いです。

産業遺産情報センター 拝

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展示期間: 2023年9月19日(火)から2023年12月27日(水)
会  場:   産業遺産情報センター1F
来館予約: 入場無料。ただし、来館には事前予約が必要です。
      HP www.ihic.jp 経由または 0120-973-310 までご連絡ください。
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